中学受験/塾は模試だけで合格させる!プロジェクト

中受に塾は本当に必要なのか?あえて定説に逆らい、塾は模試だけを活用するためのブログ/わが娘の小学校進学を機に、6年後は筑波大附属中学に通わせると固く決意。まずは父自ら入試問題を研究。どうなることやら。 ^^;

改めて思う。所得格差を学力格差、学歴格差にしたくない!③

12月に日能研の無料公開テスト(名称忘れましたが)、

算数と国語と合科目型のものとの3科目が出題されるものを受けました。

結果を見たら、国語が全国平均より少し上で、他の科目は平均よりだいぶよかったので、ちょっと安心しました。あまりよくなかった国語についても、時間終了後に解いたものが全部正解だったので、これまたひと安心。

日能研は、テスト時間終了後にまだ解きたい人は解かせてくれて、それもご親切なことに成績集計とは別に採点してくれる)

答案用紙を見ても、字もしっかりしてきていて、今までのように、まるまる手をつけてない問題があるということもなく、だいぶ成長のあとが見られました。

それで、「入塾許可証」なるものが、同封されてました。

う〜、残念。上のクラスにあと3点ほど及ばず。(2クラスあるようです)

今回はせめて平均超えようぜ!って、娘と話していましたが、

次回は上のクラス入りを目標にしようかなと思っています。

 

入塾はもちろんしませんが・・・・

しかし、こんなんでいいのかな?不安も首をもたげてきます。

 

実は、そのテストの本来の実施日は12月2日。

しかし、その日は、抽選が当たったNHKの番組

「なりきり!むーにゃん生きもの学園スペシャル」

の公開収録の日だったので、

「低学年のうちは実体験が大事」という信念のもと、テストの方を12月8日にずらしました。

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この「なりきり!むーにゃん」結構、良かったですよ!!

公開収録に来ていた子供たちは、うちの娘より下の年齢層の方が多かったんですが、動物好きの子が集まったせいか、大人の私も知らない知識を小さな子供たちが知っていて、正解を大声で叫ぶのでビックリ。

子供たちが「花カマキリ」を普通に知っていて、花の中に隠れているのを見つけて大声で騒いだり、コウモリの赤ちゃんの鳴き声を当然のように当てる子がいたり・・・と、子供って、好きなことにはとことん詳しくなれるんだなって、改めて実感。

動物や虫の鳴き声には自信があったはずの娘も押され気味でした。(笑)

それから、もう一つ感じたのは、自己表現力の問題。こういうところに来る子供たちはまた特別なのかもしれないが、自分から発言したり、頼まれもしないのに音楽が流れるとダンスし始めたり、目立ちたがったり・・・

(劇団の子がまぎれているのかな?)

いずれも、うちの娘にはない性質(夫婦ともに皆無)なので、不安になりましたね。これからはこういう力が求められているのだとしたら、自分が娘に身につけさせようとしているものって、前時代の遺物みたいなものかもって。中学受験の勉強も無駄じゃないかなって。これからは蘭学って時代に、朱子学を学ばせているような・・・

実は、これに参加させたおかげで、さっきの日能研の合科目型の記述テストができたようなんです。番組収録中に、ある鳥の羽毛が春と冬とで色が変わるクイズがあり、たまたま問題にも、鳥ではありませんが、季節により毛の色が変わることについての問題が出て、考えたことを書きなさいって。(笑)

 

収録があった、日本科学未来館(「船の科学館」そば)では、

同日、NHKサイエンススタジアム2018 が開催されていたので、それにも参加。これは、NHKの科学番組が大集合した6年めを迎えるイベントで、昨年は2日間で3万7000人以上が参加したというもの。今まで、大学が会場で、学生と先生がやっている同種のイベントにも参加してきましたが、さすがにこちらはプロがやっている感じで、無料で集めてもらえる科学クイズカードもとてもよくできていましたね。しかも、大学が会場のイベントより、待たずに参加できました。その辺もスタッフの配置がしっかりしてる。世界初の4K南極中継に合わせて行う南極関連企画や人体の不思議を分かりやすく伝える番組「バビブベボディ」の展示コーナー。また、8Kスーパーハイビジョンシアターや最先端の放送技術を体験できるコーナーもありました。

 

人の臓器をキャッチするゲームに興じる娘 ↓

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でも、娘が一番食いついていたのは、ロボコンのイベント。

さすがに優勝校のロボットはすごかった!!!

娘は工業高校に行く気満々になってました。(笑)

 

まあ、とにかく低学年のうちは実体験が大事という信念のもと、

そのちょっと前の11月は、 

フライングディスク(「フリスビー」の名で知られている)の体験イベントに参加。日本代表選手のお兄さんやお姉さんに教えてもらって、ご満悦でした。

マジで、これ、うちの子、一番才能あるかもしれません。 ↓

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それから、その同日、荒川遊園がリニューアルのため一時閉園ということで、それにもちょっくら出かけました。 ↓

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そして、ごく最近。

上野の美術館にて、うちの子が通う「書道教室」の展覧会があり、

それを見に行ったときのこと。

幼稚園から一緒の同級生のパパにばったり会い、唐突にきかれました。

「 ### ちゃんは塾行かないですか?」

「えっ、塾って、勉強の塾のことですか?」

「そう。うちの子、2月からサピに行くので。一人より誰か友達いたほうがいいから」

「わっ、早いなぁ」と思いつつ、

SAPIXってことは、中学受験するんですか?」

「まあ」

「もう行かせたい中学あるんですか?」

「そう。櫻蔭とか、豊島岡とか考えてます」って、にっこりと。

このパパは中国から来ている方で、よくそんな学校の知識あるなぁと感心しつつ、

「でも、塾代とか大変でしょう?」って、聞いてみたら、

「中国は、昔から『一人っ子政策』で、子供の教育にはお金をかけるのが当たり前になってるんです」と。

で、

「それで、塾色々あるのになんでSAPIXなんですか?ちょっと遠いでしょ」

って聞いたら、

「他も考えたけど、色んな人に聞いたら、『サピ以外は見なくていい』って言われたので」と。

「なるほど〜」

ということがありまして、少し焦りました。(苦笑)

 

ということもあり、自分の信念の裏付けを求めたというわけでもありませんが、

このブログの主旨にあっていたので、、以下の本を読んでみました。

『できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法』扶桑社(松永暢史著)

以下、「なるほど」と思ったり、「げっ」と思ったり、「その通り」と思った要点の羅列です。最後のほうの章に行くと、やや家庭教師(自身がプロ家庭教師みたい)偏重のきらいがあって残念でしたが、それ以外は役に立ちました。また、この本でいう「受験」とは「中学受験」だけでなく「高校受験」を含んでいます。それから、「志望校」というのも、話の内容からして、早慶レベル以上を指しているようです。そして、「進学塾」というのも、ある程度合格実績を積み上げている大手の進学塾を指していると思われます。

 

【学校教育について】

公立校の教師は「公務員」であり、そこには「余分なことはしない」という感覚が厳然とある。それをふまえて、学校の意義を限定的にとらえるべき。

①学校は教科書通りのことを教えてくれるところ(できるようにするわけではない)

②友達とのつきあいを通して、人間関係を学ぶところ

③クラブ活動や課外活動を通して、視野を広げるところ

理不尽な教師に接して、処世術を学ぶところ

 

真面目に先生の言うことを聞きすぎる子供は能力が伸びない。受験に失敗する人の共通点は、愚直な学習が能力向上に結びつかないことに自覚していないところ。成果主義であっても能力主義でなく、倫理的であっても知性的でない。打算的であるくせに現実的でない。いかなる場合も、批判力や問いかける力よりも、受け入れる力を重視しすぎた場合、指導者が愚かであればあるほど、生徒は低いレベルに導かれてしまう。これこそ、学校教育の最も恐ろしい点である。

 

【進学塾との関わり方について】

塾に行って大きな効果を上げる子は30%以内。次に、「塾に行っても行かなくても、さほどかわりなかった」という子が40%。そして、残りの30%の子どもたちは、成績が伸びずに勉強嫌いになる

 

進学塾が実施する「無料学力診断テスト」は、すでにその塾の問題をやり慣れている内部生たちが主体になって受けているので、慣れない初験者は当然良い成績をおさめることができない。焦らせて塾に通わせる必要性を感じさせる「罠」である。 だから、総じて、夏期講習や冬期講習の申込み時期に難しくなる傾向にあり、これには多くの生徒を獲得しようとする塾の思惑が表れている。

 

志望校合格のために塾に通いつめるのは間違いである理由

①そもそも塾は営利団体である。

②塾通いで失われるのはお金だけでなく、時間もだ。

③塾の猛烈な詰め込み・暗記学習を小さなころから受け続けていると、好奇心と感受性が奪われ、子供が壊れる。

  

進学塾には合格のためのノウハウがあり、これを利用せずに志望校に合格することは至難の業である。だからといって、無批判に長時間子供を進学塾に通わせることは、時間とお金の無駄。塾を利用することが不可欠なら、できる限り塾に通う期間を短くしてあげるのが親の役割である。

 

子供の能力が伸びてきて、もうライバルと競い合わせても大丈夫と確信したときに、進学塾を検討し始めるべき。それまでは、家庭学習の習慣のほうが大事である。

 

【子供の教育全般について】 

 できるようにならない子供の共通点は「覇気」がないこと。・・・能力向上より成績結果を重視された子どもは次第にやる気を失い、自分から進んで主体的に学習しなくなる。そういう子にとって、勉強とは「我慢してやる労働」でしかない。その状態で何をやっても「開墾されてない荒野に種をまく」ようなものになる。

 

充分な現実体験や、他者とのコミュニケーション環境をもたず、しかも本人の好奇心や自覚もなしに教育を押し付けられ、情報教育に無防備に身をさらすことを容認され、甘やかされて育った子供は、学問に本来必要な自立的な活動ができず、その結果どんな教育を受けても成績向上など期待できない状態にある。

 

日頃から正当に評価されている子供は、たとえミスを犯したとき厳しく叱っても、それを真正面から受け止めて、自分を律し、次回につなげることができる。とかく親は子供を支配下に置いてしまい、「子供であっても、自分と同じ感覚をもった一人の人間」という観点を失いがち。大切なのは、無意味に厳しい親であることではなく、正しい観察力をもった賢い親であることである。

 

「塾に通わずに志望校合格を果たすのに必要な学力」とはすなわち「基礎学力」、それも完璧な「基礎学力」だが、学校教育には期待できない。以下、14歳までに身につけるべき10の力である。

①漢字力・・「漢字は一発で覚えよ」 漢字の成り立ちを図解にした辞典必須。 

②綴り力・・まず「綺麗に」書く力。そして「速く」書く力。 

③暗算力・・計算力ではない。20×20までの二つの積の暗算と、9×9×9までの三つの積の暗算ができるまでは、どんな進学塾に通っても無駄。

④暗記力・・子供のころに好きなものを一所懸命に覚えて遊んだ経験が必須。 

⑤文章力 ⑥読書力 ⑦算数文章理解力 

⑧社会フィールドワーク観察記述力・・親の問いかけが大事。 

⑨理科実験力・・料理でいい。 

⑩基礎英単語力

 

教育の目的とは、本来「ダマされない人間に育てること」である。

 

できるだけ塾に通わずに受験に成功する方法 (扶桑社文庫)

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