2023中学受験/通塾しないで合格させる!プロジェクト

中受に塾は本当に必要なのか?あえて定説に逆らい、塾は模試だけを活用するためのブログ/わが娘(現在は小3)の小学校進学を機に、6年後は筑波大附属中学に通わせると固く決意。まずは父自ら入試問題を研究。どうなることやら。 ^^;

四谷大塚2019中学入試報告会に行ってきました!

先週の水曜日(2月27日)に、四谷大塚の入試報告会に行ってきました!

朝、電車の遅延があり、約10分遅刻しましたが、始めの30分くらいは、入試当日の受験生の様子を撮影した映像の鑑賞だったので、特に支障はなく・・・。

四谷大塚の報告会は初めてでしたが、立ち見が出ていたTOMASの報告会と比べると、空席があって、寂しい感じ。(そのほうが、こちらとしてはゆったり聞けるので好都合でしたが。)とはいえ、TOMASがハイアットリージェンシー1会場(たぶん)なのに対し、四谷大塚は各地別日程で実施しているので、特に特別TOMASが人気があるというわけではないとは思います。

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 報告会の内容として、特徴的だったのは、

①大学入試改革というトレンドから、2019中学入試を解釈しようとしていること。

そのため、

②今春の東大の入試問題と、開成の入試問題を比較して説明しようとすること。

まあ、四谷大塚を運営するナガセは、東大合格実績№1をほこる「東進ハイスクール」も擁していることから、そのほうが説明しやすかったのだろうと思います。

 

それでは、話の中身ですが、まず、全体感として、「大学入学共通テスト」について触れ、英語はReading50%、Listening50%となり、Listeningについては1回しか読んでくれないものもあるようになる・・・と。そんな大学入試改革で、大学が求めているのは、「論理的課題解決能力」のある人間だと。なので、6年後に大学合格実績を出せる子を各中学校は欲しいと思っているので、従来の「点数を取る力」に加え、

①未知の問題に答える力

②やり方を考える力

が試されるのだと。だいたい、そんなロジックでした。

 

ところで、算数です。

算数は、そんな流れを受けて、各最難関校で、非常に問題が難しくなった、と。

渋幕、灘は平均点が30点台。筑駒に至っては史上最高の難しさだった。

トレンドのなかで、全体感として、出題の割合が増えやすいのが、「数と規則」に関する問題で、26%の出題率になっている。ちなみに、開成44%、桜蔭37%、筑駒においては50%が「数と規則」に関する問題。ここにおいて、要求される能力は、

①小さい数で作業、実験し、大きい数で一般化する能力

②作業能力に関わることとして、自分の中に考える軸(基準)があるかという問題。

③未知の問題に接し、出題者の意図を読み取る能力

今までにない問題として、今年の桜蔭中の【4】の時計の問題(普通の時計ではありません)を例として挙げてました。

そういった未知の問題が出る一方で、相変わらず、

食塩水、売買損益、速さと比の問題は多く出題され、難関校合格の必須条件であることは変わりがない。そのため、典型題が減ってきてはいると言え、典型題の早期完成が必要である。

(ちなみに、自分は、SAPIXの報告会にも行ってきたが、そこでは、逆に「典型題が相変わらず多い」と言っていた。???だったが、両者で「典型題」の定義が違っていると気づいた。四谷での典型題というのは、計算や一行問題、〇〇算などの公式知っていればできるような特殊算を指しているのに対し、SAPIXのは、難関校に出易い立体の切断、図形の移動に関わる問題等々を指しており、両塾の言葉の文化の違いが、そのまま実績の相違になっているように感じた。)

で、まとめとして、強調していたのが、

6年の夏までにすべきこととして、

①基礎概念の理解と定着。ただし、ここで大事なのは、やり方を暗記させるのではなく、子供が自由に考える余地を残しておくこと。

②弱点の克服

③論理的課題解決能力の養成

 ・対象への興味・関心

 ・試行錯誤して解く習慣

 ・いろいろな角度・方向から考える力

 ・自力で最後まで解き進める力強さ

 

国語です。

まず、問題文の長さから。

10,000字超える出題が、明大明治日本女子大附属、浦和明けの星、SFC。そのうち、明大明治日本女子大附属は13,000字超と。それだけでもすごいのに、明大明治については、なんとそれが1問だけの長さだとのこと。(もはや謎だ)

ちなみに最難関校の筑駒は2,700字とのこと。(短い!)

大きなトレンドとして、

自分の言葉で語る力を問われる方向で、理解してないのに答えだけでっちあげるやり方(それっぽいところを抜き書きするなど)はもはや通用しなくなっている。

 

気になった出典として、

◇『うしろめたさの人類学』松村圭一郎 

 (開成、海城、豊島岡、早稲田実業

◇『完成は感動しない』椹木野衣 (筑駒)

◇『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』こまつあやこ 

 (海城、早稲田実業、栄光など)

◇『送り火高橋弘希 (洗足、浅野)

◇『職業としての小説家』村上春樹 (浅野)

 

  ↓ さっそく買っちゃいました。(読むぞ!)

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最後に、筑附についてほとんど何もふれてくれなかったので、自分で資料からぬいておきます・・・

 

中学入試結果分析資料集2019より

筑附(女子)2月3日

合格者最大偏差値 71

合格者最小偏差値 67

合格者平均偏差値 69

 

いと狭き門かな~