2023中学受験/通塾しないで合格させる!プロジェクト

中受に塾は本当に必要なのか?あえて定説に逆らい、塾は模試だけを活用するためのブログ/わが娘(現在は小3)の小学校進学を機に、6年後は筑波大附属中学に通わせると固く決意。まずは父自ら入試問題を研究。どうなることやら。 ^^;

ヨカッタ!日能研 2019 オン・ザ・ロード(受験報告会)

一昨年の受験報告会は、「日能研」の先行きが危ぶまれるほど、自分的にはよくなかった報告会でした(だから去年は全く行く気がしなかった)が、今年は打って変わって、素晴らしい報告会でした。(ほめすぎかな?)

 

一昨年はあえてブログに書きませんでしたが、せっかくなので、思いだす限りで、気に入らなかった点をあげてみます。(スイマセン)

◆まず、司会進行の人(MC?)が、どこかのプロを招いてきたのか、やたら芝居がかっていてイタダケなかった。内容より、立ち位置やライト、背景の映像ばかり工夫しているように見えた。

◆やたら「私学」「私学」を連呼し、「私学の教育」を強調し、分析が大雑把。学校ごとに個性差があるからこその「私学」のはずなのに、まるで「私学でありさえすればいい」かのようなトークが多かった。

◆方向性を中堅校以下に振り切ったかにみえるような報告会で、御三家レベルの難関校の話がとても少なかった。

 

で、今回はというと、

◇まず、司会進行などは、他の大手塾と同じように、すべて自前ですましており、各担当の話も、変に何かに誘導しようとか強調しようとかいう無駄な力が入ってなくて、来場者が聞きたい話を地味にきちんと伝えていた。特に、保護者が一番感心あるであろうこと、「保護者の関わり方」に対する話がとても丁寧で、わかりやすかった。

◇問題の分析も、SAPIX四谷大塚よりわかりやすく、目からうろこのような別視点を与えてくれるものが多かった。御三家など超難関校の入試問題の分析も納得のいくものだった。

◇映像が他塾に比べ、格段にヨカッタ。なかに、「青いNバッグ」の歌が流れたりして、わざとらしい演出だ(笑)と思いつつも、いつの間にか目に涙がたまってしまっていた。前に座っていたお父さんもハンカチだして、目をふいていた。斜め後ろのお父さんも泣いていた。

 

総評として、「日能研」が、合格だけでない、「なにか温かいもの」を大事にしているんだということが伝わってくる報告会でした。

 

以下、早稲アカ以外4社の報告会をまわった端的な印象です。

◇TOMAS 合格した生徒と保護者の座談会は安定の面白さ。

四谷大塚 東大の入試問題と比べすぎ(東進カゼを吹かせすぎ)。

SAPIX データ分析と資料は秀逸。

日能研 受験会場に向かう青いNバッグが印象的。

 

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それでは、以下、メモ書きです。

実際の参加日より、だいぶ経っての記事なので、不正確かもしれません。

あしからず・・・・

 

まず、倍率からみる今回の入試です。

とにかく、(受験日が)あとになるほど厳しくなる入試でした。

 

例として、

立教新座2日目(2/3)の実倍率は、6倍

浦和明の星2日目(2/4)の実倍率は、5.5倍

淑徳与野2日目(2/4)の実倍率は、8倍

大妻2日目は、7.9倍

 

豊島岡については、

2日目(2/3)  6倍

3日目(2/4) 7.1倍

 

など。

 

本当に合格したければ1日目に受けるしかない。

 

受験日によりここまで違うと、もはや同じ学校で同じ偏差値帯に書くこと自体がおかしくなってくる。

 

トピックとして、

明大中野 1日目で、4倍

東洋大京北 平均6倍

2021年川口市立高校が、中学からの中高一貫になる。

 

各教科について。

まず【算数】 です。

時計を題材にしたものが多かった。(櫻蔭、駒場東邦など)

◇今年も典型問題(ここでは計算問題や授業で取り組む基本問題のこと)が合否を分ける入試だった。例として、分数・小数・( )のまざった平均的な四則混合計算をあげ、その正答率の低さを話していた。日能研の生徒の5年10回の時期で56.3%。それが、6年後期時点でも86.9%であると。

西暦数がらみの問題は出題されやすい。(慶應普通部など)

 新4年生であれば、2022年入試。2×3×337であることを押さえておく。

 新3年生であれば、2023年入試。←うちの娘のとき。

  2023=7×17×17となり、きれいに17の平方があらわれる。

平方数は、45×45 までおさえよう。

 

【国語】について

昨年は、AIがらみの出題が多かったが、今年は「戦争と平和だった。

 中学受験入試で注目すべき作家

辻村深月直木賞本屋大賞

「1992年の秋空」(『家族シアター』)

「サクラ咲く」

◇こまつあやこ

「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」(五七五七七のマレーシア語)

 栄光、海城、成城、城北、早実で今年出題。

◇松村圭一郎

「うしろめたさの人類学」

 開成、海城、豊島岡、香蘭、早実で今年出題。

 

受験生とかけ離れた設定の主人公の文章を読ませ、

①他者に共感する力をみる。

例)「おらおらでひとりいぐも」(74歳女性の孤独)が男子校で出題。

②論理的に考える力をみる。

 

【社会】について

プラスチックごみを扱った問題。

SDGs(エスディジーズ)を扱った問題。駒東、女子学院、青山学院。

民法改正(18才成人)を扱った問題。櫻蔭、広尾学園攻玉社

ジェンダー(男女候補者均等法)を扱った問題。

※渋谷駅のピクトグラム(絵文字)について←渋谷区のGBTへの配慮

最近の記述問題について、受験生のアンケート結果では、「何を書いたらいいのか迷ってしまい、時間がどんどん過ぎていってしまった」という回答が多い。

【対策】子供が考えて伝える機会を作っていこう。

 

【理科】について

考える×続ける→成長の糧

◇カブトムシの裏側から胸の位置に色をぬらす問題(栄東)

◇カイコガの幼虫の眼の位置を問う問題(駒東)

◇ナナフシの胸の位置を問う問題

これらの問題には共通点がある。決して、一つひとつ全ての昆虫について覚えなくてはならないという問題ではない。ポイントは、足の位置。「足が出ているところが胸」だということを知っていれば簡単に解ける。カイコガについては、どこまでが胸か特定できれば、眼は胸でなく、頭部につくので正解できる。

 

【テストの復習のしかた】について

「できた!」と思っていたのに間違えていた問題から復習するのが効果的。

そのためには、テスト中に自信のある問題には☆印をつけるようにする。

 

【テスト後の保護者の関わり方】について

※分析→新たな目標の設定→行動にうつす

 

次回までにどうしたい?とききながら、

子供といっしょに目標点を設定しましょう。

※偏差値ではダメ。※約束してはダメ。

今までの平均の+10から20が適正な目標点。

達成可能な点数で総合点を算出し、本人の得意不得意に応じて各科目を振り分ける。

 

達成するために次からどうする?

いくつかの方法を提示し、子供自身に選んでもらう。

 

だいじなのは、

①ほめてモチベーション・アップ。

②次の目標が見えていること。

③やることが具体化していること。

 

メモ書きの書きなぐりになってしまいましたが、参考になればと思います。